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本作品はお色気シーン、もしくはそれを想起させる表現を含みます。
ご家族でご一緒にお読みになるのにはふさわしくありませんので、
そんな場合は、今すぐどこかへ、たとえばココへ飛んでってください。
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ママさん : 彼女、会社でも人気者だったんでしょ?

F田さん : 女は綺麗ってだけで、すでに幸せの90%を手に入れてますから。

ママさん : 叱られるよ、F田さん。不用意にそんなこと言ってると。

F田さん : そうだね。80%ぐらいにしとくか。

ママさん : 75%ぐらいにしときなよ。

F田さん : …バカだね、僕もママさんも(笑)

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F田さん : 梅雨が明けた最初の週だったかと思います。
       N子が聞いてほしいことあるんだけどって言ってきたんです。
       その日は会社の近くの焼き鳥屋さんだったかな。
       誰かに見られても、
       「たまに部下と飲んだっていいじゃん」って明るく返せる…
       そんなシチュエーションでした。

       「社長にごちそうになったの」
       もうこの頃、僕たちの間に敬語は存在しませんでした。
       「よかったじゃん。どこで?」
       社長はときどき気に入った女子社員を食事に誘う人でした。
       40代後半でしたでしょうか。
       若い頃に抜擢されたかなりの切れ者でした。
       端正なマスクと自信に満ちた身のこなし。
       女子社員の間では、「愛人でもいい」って囁かれる…
       そんなタイプの人でした。

       「フランス料理。それもコースの」
       「すっげーじゃん」
       「APホテルの最上階のレストラン」
       「そんなとこで食ったことネェよ」
       「食事のあと、バーカウンタでちょっと飲んでいこうって言うから…」

       [つづく]

       【彼女を映すフラッシュメモリー】
       唇と同じ色をしてるんだなと思いました。



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