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本作品はお色気シーン、もしくはそれを想起させる表現を含みます。
ご家族でご一緒にお読みになるのにはふさわしくありませんので、
そんな場合は、今すぐどこかへ、たとえばココへ飛んでってください。
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ママさん : 名刺を忘れるなんて、
       F田さんの教育がなってなかったんじゃないの?

F田さん : ああ、そう思いましたよ、僕も。

ママさん : 部下の名前を忘れるあなたもよっぽどよね。
       はい、教育係交代! ついでに降格! そして減俸!

F田さん : ここのツケ、払えなくなるよ。

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F田さん : 「N子です」
       何ということか、
       僕は彼女の下の名前を告げてしまいました。
       「あら、ご夫婦でいらっしゃるの?」
       あわててそうでないことを説明しましたが、
       女流作家先生のするどい観察眼は、
       僕らの周囲に漂うピンク色のオーラを、
       容易に見抜いてしまったようでした。

       「私たち夫婦だって…ウフっ」
       作家先生のうちを出るとすぐ、
       彼女は嬉しそうに僕を見上げました。
       「まいったな、全然わかってくれなくて」
       「嬉しかったですよォ」
       「え?」
       「私のこと“N子”って言ってくれて」
       「いや、あの…何で苗字が出てこなかったんだろ」
       「さあ?…私も聞きたい!」

       女流作家先生が取材の時間を夕方だと勘違いしていたことにして、
       この日僕らは会社に戻らずに飲みに行きました。
       その夜、急激に僕らの仲が進展したのは言うまでもありません。

       [つづく]

       【彼女を映すフラッシュメモリー】
       最初に唇が触れ合ったとき、
       彼女は一瞬腰砕けのような状態になりました。



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