2008.04.20
Q:女性にイタブラレた経験ありますか?
「拓坊」は向かいの家に住む甥です。
まだ4才なので日本語をマスターしていません。
ある日彼は、女3人がくつろいでいる我が家に、
間違って上がりこんでしまいました。
・・・・ * ・・・・ * ・・・・ * ・・・・
妻 : ねえ、拓坊は、
ミズエおねえちゃん(長女)と、
ナオミおねえちゃん(次女)と、
マサコおばちゃん(妻=自分)の中で、
誰が一番好き?
拓坊 : ナオミおねえちゃん
長女&妻 : えーっ?
妻 : あのおねえちゃん、意地悪じゃん。
拓坊 : いいんだよ。
長女 : 何でアタシじゃないんだよー。
もうかわいがってやんねェぞ。
拓坊 : いいよーだ。べー。
長女 : 言ったな、コイツー。
こっち来い! くすぐってやる。
妻 : ナオミおねえちゃんが好みなの?
拓坊 : コノミだよ。
長女&妻 : あっはっは!
拓坊 : コノミなんだよ!(そんなの関係ねー的な動きで)
長女&妻 : あっはっは! ムキになるなよ。
妻 : どこがコノミなの?
拓坊 : アタマだよ!
長女&妻 : あっはっは! アタマかよ!
長女 : “アタマ”って何だよ? 髪か?
拓坊 : カオだよ!
長女 : おまえは全然女を見る目ないなー。
アイツはクソだぞ。
次女 : 誰がクソだって?
長女 : 聞いてたのか。
鏡ばっかり見てるから聞こえてないのかと思ったぜ。
妻 : 女を見る目ないっていうか、空気が読めないヤツだよな。
こういうときは、「マサコおばちゃん」って言っとくもんだろガイ!
誰があげたビスコ食ってんだ? え?
・・・・ * ・・・・ * ・・・・ * ・・・・
作者 : 元気な女が3人いる家に間違って上がりこんだら、
こんな風にイタブラレルことになるのです。
気をつけろ、甥よ。

はい、元気な女が3人いる家の雰囲気を知っている方、
上の「ショートショート」ボタンを押してください。
どうもありがとうございます。
※このお話はフィクションです。(←七花さんのマネ)
まだ4才なので日本語をマスターしていません。
ある日彼は、女3人がくつろいでいる我が家に、
間違って上がりこんでしまいました。
・・・・ * ・・・・ * ・・・・ * ・・・・
妻 : ねえ、拓坊は、
ミズエおねえちゃん(長女)と、
ナオミおねえちゃん(次女)と、
マサコおばちゃん(妻=自分)の中で、
誰が一番好き?
拓坊 : ナオミおねえちゃん
長女&妻 : えーっ?
妻 : あのおねえちゃん、意地悪じゃん。
拓坊 : いいんだよ。
長女 : 何でアタシじゃないんだよー。
もうかわいがってやんねェぞ。
拓坊 : いいよーだ。べー。
長女 : 言ったな、コイツー。
こっち来い! くすぐってやる。
妻 : ナオミおねえちゃんが好みなの?
拓坊 : コノミだよ。
長女&妻 : あっはっは!
拓坊 : コノミなんだよ!(そんなの関係ねー的な動きで)
長女&妻 : あっはっは! ムキになるなよ。
妻 : どこがコノミなの?
拓坊 : アタマだよ!
長女&妻 : あっはっは! アタマかよ!
長女 : “アタマ”って何だよ? 髪か?
拓坊 : カオだよ!
長女 : おまえは全然女を見る目ないなー。
アイツはクソだぞ。
次女 : 誰がクソだって?
長女 : 聞いてたのか。
鏡ばっかり見てるから聞こえてないのかと思ったぜ。
妻 : 女を見る目ないっていうか、空気が読めないヤツだよな。
こういうときは、「マサコおばちゃん」って言っとくもんだろガイ!
誰があげたビスコ食ってんだ? え?
・・・・ * ・・・・ * ・・・・ * ・・・・
作者 : 元気な女が3人いる家に間違って上がりこんだら、
こんな風にイタブラレルことになるのです。
気をつけろ、甥よ。
はい、元気な女が3人いる家の雰囲気を知っている方、
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※このお話はフィクションです。(←七花さんのマネ)
2008.04.25
Q:ホームセンター好きですか?
母親 : パパ行くよー!
長女 : もうパパ車乗ってるよ。
母親 : 珍しいね。
長女 : パパってホームセンター行くときだけ動きが早いよね。
知ってた? ママ。
母親 : そうだっけか?
長女 : そうだよ。先月もその前も。
パパってさ、何も欲しい物がないヒトじゃん?
それなのに、ホームセンターは“好き”みたいなんだよね。
母親 : でも、ホームセンターでものろのろカート押してるだけだよ。
アタシのあとにくっついて。
長女 : いや、こないだなんかは違ったよ。
キョロキョロしながら結構すばやくカート押しまくってたよ。
母親 : ウッソー。ま、今日行ってこっそり観察してみよ?
早くコート着て。アンタの支度が一番遅いよ。
・・・・・・・・・・・・
母親 : 今さ、包丁を買おうと思って手にとってジーっと見てたらさ、
子ども連れの若いお母さんが、
あわてて子どもの手をとってどっか行ったワヨ。
長女 : ママさ、真剣に選んでるとき、アブナイ人みたいだもんね。
母親 : ママがこのパッケージの中から包丁を抜き出すと思う?
長女 : 思うんじゃない?
目つきが、ほら、尋常じゃない。
母親 : 刺すよ。
長女 : そんなこと娘に言う親いる?
母親 : ゴメンチャイ。
長女 : あ、パパだ。・・・ほらね、キョロキョロしてる。
母親 : どこお? あら、イヤだ。アブナイ人みたい。
長女 : あれこそアブナイよね。
・・・あたしたちを探してんのかな。
母親 : 違うみたいね。
あのジーンズの女の人のあとついて行ったよ。
・・・・・・・・・・・・
母親 : この洋服掛けしっかりしてるね。
長女 : 買うの? このポールハンガー。
母親 : 玄関に置いとこうと思ってサ。
長女 : これ、のっぽすぎない。パパよりも背が高いよ。
母親 : パパをコートのまんま掛けられるね。
長女 : ママひどい。
でもパパってここに掛けられてもそのままぶら下がってるかも。
あ、パパだ。
母親 : ホントだね。カート押しまくってるね。
長女 : あ、急に曲がった。
・・・ベージュのスーツの女の人・・・つけてる。
母親 : おまわりさん呼ぶ?
長女 : ママ…。
・・・・・・・・・・・・
長女 : あ、誰かガラス割った。
母親 : あらら、あいつだ、あの男の子。親はどこいるワケ?
長女 : お店の品物じゃん?
母親 : 弁償せんといかんから親は逃げよったナ。
長女 : お店の人飛んできたよ。
あ、あの子のお父さんも来た。
母親 : あっ、ビンタした。
長女 : アイタ! 往復ビンタ。かわいそう。
母親 : そんなにせんでもいいのに。
あんたが悪いんじゃ、子どものそばにおらんから。
長女 : お店の人もオロオロしてる。
あ、パパだ。
相変わらずキョロキョロしてカート押してる。
母親 : 状況も知らずに、
みんなが遠くから注目してる舞台の上を横切ってるって感じだね。
長女 : すごくマヌケ…。
おっ、急にスピード上げた。
母親 : 今度のねらいはあの青いTシャツのお姉さんカヨ。
長女 : 何やってんのパパ。
パパー!
母親 : あ、気がついた。
長女 : 何かがっかりしてない?
母親 : 見つかって残念そうな顔してる。
何やってんのアンタ。
父親 : あ、いや、あの、ストーカーごっこ、楽しくて・・・。
長女 : おまわりさん、呼んどくんだったね、ママ。
・・・・ * ・・・・ * ・・・・ * ・・・・
作者 : ホームセンターに来ている若奥さんっていいですよね。
読者 : おまえ、本気で書いたやろ、これ?

はい、作者と同じ感性をお持ちの方、
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どうもありがとうございます。
※このお話はフィクションです。(←またまた七花さんのマネ)
長女 : もうパパ車乗ってるよ。
母親 : 珍しいね。
長女 : パパってホームセンター行くときだけ動きが早いよね。
知ってた? ママ。
母親 : そうだっけか?
長女 : そうだよ。先月もその前も。
パパってさ、何も欲しい物がないヒトじゃん?
それなのに、ホームセンターは“好き”みたいなんだよね。
母親 : でも、ホームセンターでものろのろカート押してるだけだよ。
アタシのあとにくっついて。
長女 : いや、こないだなんかは違ったよ。
キョロキョロしながら結構すばやくカート押しまくってたよ。
母親 : ウッソー。ま、今日行ってこっそり観察してみよ?
早くコート着て。アンタの支度が一番遅いよ。
・・・・・・・・・・・・
母親 : 今さ、包丁を買おうと思って手にとってジーっと見てたらさ、
子ども連れの若いお母さんが、
あわてて子どもの手をとってどっか行ったワヨ。
長女 : ママさ、真剣に選んでるとき、アブナイ人みたいだもんね。
母親 : ママがこのパッケージの中から包丁を抜き出すと思う?
長女 : 思うんじゃない?
目つきが、ほら、尋常じゃない。
母親 : 刺すよ。
長女 : そんなこと娘に言う親いる?
母親 : ゴメンチャイ。
長女 : あ、パパだ。・・・ほらね、キョロキョロしてる。
母親 : どこお? あら、イヤだ。アブナイ人みたい。
長女 : あれこそアブナイよね。
・・・あたしたちを探してんのかな。
母親 : 違うみたいね。
あのジーンズの女の人のあとついて行ったよ。
・・・・・・・・・・・・
母親 : この洋服掛けしっかりしてるね。
長女 : 買うの? このポールハンガー。
母親 : 玄関に置いとこうと思ってサ。
長女 : これ、のっぽすぎない。パパよりも背が高いよ。
母親 : パパをコートのまんま掛けられるね。
長女 : ママひどい。
でもパパってここに掛けられてもそのままぶら下がってるかも。
あ、パパだ。
母親 : ホントだね。カート押しまくってるね。
長女 : あ、急に曲がった。
・・・ベージュのスーツの女の人・・・つけてる。
母親 : おまわりさん呼ぶ?
長女 : ママ…。
・・・・・・・・・・・・
長女 : あ、誰かガラス割った。
母親 : あらら、あいつだ、あの男の子。親はどこいるワケ?
長女 : お店の品物じゃん?
母親 : 弁償せんといかんから親は逃げよったナ。
長女 : お店の人飛んできたよ。
あ、あの子のお父さんも来た。
母親 : あっ、ビンタした。
長女 : アイタ! 往復ビンタ。かわいそう。
母親 : そんなにせんでもいいのに。
あんたが悪いんじゃ、子どものそばにおらんから。
長女 : お店の人もオロオロしてる。
あ、パパだ。
相変わらずキョロキョロしてカート押してる。
母親 : 状況も知らずに、
みんなが遠くから注目してる舞台の上を横切ってるって感じだね。
長女 : すごくマヌケ…。
おっ、急にスピード上げた。
母親 : 今度のねらいはあの青いTシャツのお姉さんカヨ。
長女 : 何やってんのパパ。
パパー!
母親 : あ、気がついた。
長女 : 何かがっかりしてない?
母親 : 見つかって残念そうな顔してる。
何やってんのアンタ。
父親 : あ、いや、あの、ストーカーごっこ、楽しくて・・・。
長女 : おまわりさん、呼んどくんだったね、ママ。
・・・・ * ・・・・ * ・・・・ * ・・・・
作者 : ホームセンターに来ている若奥さんっていいですよね。
読者 : おまえ、本気で書いたやろ、これ?
はい、作者と同じ感性をお持ちの方、
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どうもありがとうございます。
※このお話はフィクションです。(←またまた七花さんのマネ)
2008.06.13
Q:子どもは親の教えをちゃんと守っていますか?
小さい頃いっしょにお風呂に入っているとき、
痰の出し方を教えたのがまずかった。
父 : そうそう、もっと喉の奥の方から。
ガーと声を出した方が出やすいよ。
よし、ほらデキた。
あんなこと教えたもんだから、
次女は6年生まで男のような歯磨きをしていた。
妻 : ちょっとどうしてくれんの?
もう恥ずかしい。
やめさせてよ。
次女の朝の歯磨きの音を聞くたびに妻に責められた。
その次女、高校生になった今では、
さすがに“痰ペー”はやらなくなった。
最近彼女が凝っているのは「うがい」だ。
朝起きて、歯磨きのあと、学校から帰って、夕食後、勉強の合間、寝る前…。
1日何べんやっているのだろうか。
これをやっているから風邪をひかないのだと信じているそうだ。
まあ、清潔好きになったものよ。
でも、オレは気がついてる。
あのテクニックが、
オレが教えたあのテクニックが、
ちゃんと生きているんだ、彼女の「うがい」には。
←ベスト50位以内
←ベスト10位以内
はい、人に言えないことを子どもに教えたことがある方、
上のボタンを押してください。
どうもありがとうございます。
※このお話はフィクションです。
痰の出し方を教えたのがまずかった。
父 : そうそう、もっと喉の奥の方から。
ガーと声を出した方が出やすいよ。
よし、ほらデキた。
あんなこと教えたもんだから、
次女は6年生まで男のような歯磨きをしていた。
妻 : ちょっとどうしてくれんの?
もう恥ずかしい。
やめさせてよ。
次女の朝の歯磨きの音を聞くたびに妻に責められた。
その次女、高校生になった今では、
さすがに“痰ペー”はやらなくなった。
最近彼女が凝っているのは「うがい」だ。
朝起きて、歯磨きのあと、学校から帰って、夕食後、勉強の合間、寝る前…。
1日何べんやっているのだろうか。
これをやっているから風邪をひかないのだと信じているそうだ。
まあ、清潔好きになったものよ。
でも、オレは気がついてる。
あのテクニックが、
オレが教えたあのテクニックが、
ちゃんと生きているんだ、彼女の「うがい」には。
はい、人に言えないことを子どもに教えたことがある方、
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※このお話はフィクションです。
2008.07.24
Q:怖い話が一気に明るくふっ飛んだことありますか?
次女 : お坊さんが出てきたんだ。
妻 : え?
次女 : 昨日、夢に。
妻 : 怖いじゃん。
って言うか、もしかしてそれ、守護霊?
次女 : だったらいいんだけど、そいつお腹を叩くんだよ。
妻 : あらア…守護霊じゃないワァ。
長女 : 悪霊じゃネ?
妻 : こないだの修学旅行で行った京都から連れてきたね。
長女 : 間違いない。
次女 : 何かバチみたいなのでボンボン叩くんだ。
長女 : こ〜え〜!
それって“ギョクロ”と間違えてねェ?
妻 : ナオちゃん(次女)のお腹を“ギョクロ”だと思ったワケね。
次女 : お腹を隠そうとしても、すぐ上向きにされて…。
妻 : ひっくり返されちゃうの?
次女 : そうだよ、クルって。
長女 : 太ってっからだよ。
お腹が出てるからうつ伏せに寝れねぇんじゃネ?
妻 : どら、見せてみ。
こらア、“ギョクロ”だワァ。
次女 : 何だよさっきから人のこと“ギョクロ” “ギョクロ”って。
・・・・・・・・・・・・・・・・
妻&長女&次女 : “モクギョ”じゃネ?・・・・
あっはっは! 3人そろって言うか?! あっはっは!
- - - * - - - * - - - * - - -
作者 : 女3人に怖いものなどありません。
←ベスト50位以内
←ベスト10位以内
はい、こんな家庭も楽しそうだなと思った方、
上のボタンを押してください。
どうもありがとうございます。
※このお話はフィクションです。
妻 : え?
次女 : 昨日、夢に。
妻 : 怖いじゃん。
って言うか、もしかしてそれ、守護霊?
次女 : だったらいいんだけど、そいつお腹を叩くんだよ。
妻 : あらア…守護霊じゃないワァ。
長女 : 悪霊じゃネ?
妻 : こないだの修学旅行で行った京都から連れてきたね。
長女 : 間違いない。
次女 : 何かバチみたいなのでボンボン叩くんだ。
長女 : こ〜え〜!
それって“ギョクロ”と間違えてねェ?
妻 : ナオちゃん(次女)のお腹を“ギョクロ”だと思ったワケね。
次女 : お腹を隠そうとしても、すぐ上向きにされて…。
妻 : ひっくり返されちゃうの?
次女 : そうだよ、クルって。
長女 : 太ってっからだよ。
お腹が出てるからうつ伏せに寝れねぇんじゃネ?
妻 : どら、見せてみ。
こらア、“ギョクロ”だワァ。
次女 : 何だよさっきから人のこと“ギョクロ” “ギョクロ”って。
・・・・・・・・・・・・・・・・
妻&長女&次女 : “モクギョ”じゃネ?・・・・
あっはっは! 3人そろって言うか?! あっはっは!
- - - * - - - * - - - * - - -
作者 : 女3人に怖いものなどありません。
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※このお話はフィクションです。
2008.08.20
Q:そのまま突っ走れ、娘よ。OK?
長女 : 田中眞危子です。小泉さん?
父親 : また、やってるよ。
長女 : 懲りずにまた立候補するってお話、
おやめになった方がよろしいんじゃありません?
父親 : はい、わかりました。立候補しません。
長女 : あなたも、もう歳なんですし。
若手に道を譲るべきですよ。
父親 : 譲っちゃいます。
長女 : あなたね・・・
・・・どこまでも続くのです。
長女の“田中眞危子”は。
ほっとくと。
彼女が大学1年の頃は、
それはもう人気者だったらしい。
サークルの新入生勧誘の説明会で
のっけから“田中眞危子”やるもんで、
先輩部員はみんなぶっ飛んでしまったとか。
高校を卒業したばっかりのまだあどけない子が、
いきなり大勢の人の前で、
酒も飲まずにモノマネやるワケですよ。
そりゃ、もう、大騒ぎでしょうね。
長女 : 田中眞危子です。小泉さん?
先輩部員たち : ウォー! ヒューヒュー!
1年の間に、
彼女のモノマネのレパートリーはドンドン増え続けていった。
そんな彼女も2年生となり、
サークルのリーダー格になってからのこと…。
長女 : 私が幹事やると、みんな逃げ腰なんだ。
父親 : そりゃそうだろ。
飲み会でゲームして負けたら全員モノマネやらせるんだろ?
長女 : 当然じゃん。盛り上がるじゃん。
父親 : おまえはいいサね。
“田中眞危子”でも何でもずっとやってりゃ。
でもそういうのニガ手な人多いんだよ。
特に最近のお坊っちゃん学生は。
パパもそうだけど。
長女 : 情けないねぇ。
父親 : おいおい…。
男子部員のほとんどは、
おまえを心底怖がっているそうじゃないか。
長女 : 怖いかい? アタシが。
どうするんだ、長女よ。
男はみんなおまえを遠巻きに見てるぞ。
ここで彼女の名誉のためにひと言添えておく。
彼女はかなりハイレベルの美形だ。
それもしっかりとした知性の土壌に生えた
おおらかで優しい美しさなのだ。
それなのに…。
ウチではもはや、
静かにテレビを見ることなどできない。
彼女は日夜、
テレビから音や声をヒュッと拾って練習している。
何でもマネする。
似てようが似てまいが、
そんなのどうでもいいところに、
今、
彼女は、
いる。
オレにはすでに見えている。
彼女を妻にする男は、
相当な人物か、
大バカ者か、
どっちかだということ。
←ベスト50位以内
←ベスト10位以内
はい、こんな娘と結婚したいと思った方、
上のボタンを押してください。
気をつけな、そこの若いの。
そんなニヤついた顔で不用意に彼女に近づくと、
ハートがズタズタになるようなパンチを食らうぜ。
どうもありがとうございます。
※このお話はフィクションです。
父親 : また、やってるよ。
長女 : 懲りずにまた立候補するってお話、
おやめになった方がよろしいんじゃありません?
父親 : はい、わかりました。立候補しません。
長女 : あなたも、もう歳なんですし。
若手に道を譲るべきですよ。
父親 : 譲っちゃいます。
長女 : あなたね・・・
・・・どこまでも続くのです。
長女の“田中眞危子”は。
ほっとくと。
彼女が大学1年の頃は、
それはもう人気者だったらしい。
サークルの新入生勧誘の説明会で
のっけから“田中眞危子”やるもんで、
先輩部員はみんなぶっ飛んでしまったとか。
高校を卒業したばっかりのまだあどけない子が、
いきなり大勢の人の前で、
酒も飲まずにモノマネやるワケですよ。
そりゃ、もう、大騒ぎでしょうね。
長女 : 田中眞危子です。小泉さん?
先輩部員たち : ウォー! ヒューヒュー!
1年の間に、
彼女のモノマネのレパートリーはドンドン増え続けていった。
そんな彼女も2年生となり、
サークルのリーダー格になってからのこと…。
長女 : 私が幹事やると、みんな逃げ腰なんだ。
父親 : そりゃそうだろ。
飲み会でゲームして負けたら全員モノマネやらせるんだろ?
長女 : 当然じゃん。盛り上がるじゃん。
父親 : おまえはいいサね。
“田中眞危子”でも何でもずっとやってりゃ。
でもそういうのニガ手な人多いんだよ。
特に最近のお坊っちゃん学生は。
パパもそうだけど。
長女 : 情けないねぇ。
父親 : おいおい…。
男子部員のほとんどは、
おまえを心底怖がっているそうじゃないか。
長女 : 怖いかい? アタシが。
どうするんだ、長女よ。
男はみんなおまえを遠巻きに見てるぞ。
ここで彼女の名誉のためにひと言添えておく。
彼女はかなりハイレベルの美形だ。
それもしっかりとした知性の土壌に生えた
おおらかで優しい美しさなのだ。
それなのに…。
ウチではもはや、
静かにテレビを見ることなどできない。
彼女は日夜、
テレビから音や声をヒュッと拾って練習している。
何でもマネする。
似てようが似てまいが、
そんなのどうでもいいところに、
今、
彼女は、
いる。
オレにはすでに見えている。
彼女を妻にする男は、
相当な人物か、
大バカ者か、
どっちかだということ。
はい、こんな娘と結婚したいと思った方、
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気をつけな、そこの若いの。
そんなニヤついた顔で不用意に彼女に近づくと、
ハートがズタズタになるようなパンチを食らうぜ。
どうもありがとうございます。
※このお話はフィクションです。
