Q:怖い話が一気に明るくふっ飛んだことありますか?

女系家族シリーズCM(8)

次女 : お坊さんが出てきたんだ。

妻 : え?

次女 : 昨日、夢に。

妻 : 怖いじゃん。
   って言うか、もしかしてそれ、守護霊?

次女 : だったらいいんだけど、そいつお腹を叩くんだよ。

妻 : あらア…守護霊じゃないワァ。

長女 : 悪霊じゃネ?

妻 : こないだの修学旅行で行った京都から連れてきたね。

長女 : 間違いない。

次女 : 何かバチみたいなのでボンボン叩くんだ。

長女 : こ〜え〜!
     それって“ギョクロ”と間違えてねェ?

妻 : ナオちゃん(次女)のお腹を“ギョクロ”だと思ったワケね。

次女 : お腹を隠そうとしても、すぐ上向きにされて…。

妻 : ひっくり返されちゃうの?

次女 : そうだよ、クルって。

長女 : 太ってっからだよ。
     お腹が出てるからうつ伏せに寝れねぇんじゃネ?

妻 : どら、見せてみ。
   こらア、“ギョクロ”だワァ。

次女 : 何だよさっきから人のこと“ギョクロ” “ギョクロ”って。

     ・・・・・・・・・・・・・・・・

妻&長女&次女 : “モクギョ”じゃネ?・・・・
             あっはっは! 3人そろって言うか?! あっはっは!


- - - * - - - * - - - * - - -


作者 : 女3人に怖いものなどありません。


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はい、こんな家庭も楽しそうだなと思った方、
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※このお話はフィクションです。

 

Q:僕は彼女をどうすべきだったのだろう?<第11話>

フラッシュメモリーシリーズCM(6)

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本作品はお色気シーン、もしくはそれを想起させる表現を含みます。
ご家族でご一緒にお読みになるのにはふさわしくありませんので、
そんな場合は、今すぐどこかへ、たとえばココへ飛んでってください。
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ママさん : 「人気」って大事だよね。

F田さん : 大統領選挙もつまるところ人気投票だからね。

ママさん : 社長になれるかどうかも「人気」でしょ。

F田さん : 特に女子社員に「人気」がないと、長続きはしないね。

ママさん : 動物園のサル山と一緒だね。

F田さん : こういうことは“進化”しないもんなんだよ。

- - - * - - - * - - - * - - -

F田さん : 「フランス料理。それもコースの」
       「すっげーじゃん」
       「APホテルの最上階のレストラン」
       「そんなとこで食ったことネェよ」
       「食事のあと、バーカウンタでちょっと飲んでいこうって言うから…」
       「APホテルの?」
       「一杯目で、もうフラフラしてきたのよね」
       「体調悪かったのかな」
       「社長がもう帰ろうって…送ってあげるって言って…」
       「はあ」
       「荷物取りに行くけどついてくる?…いいえとは言えないでしょ?」
       「そりゃまあな」
       「クロークかと思ったら、ワンフロアー下の客室だったの」
       「????!!!!」
       「そこに座れって…2つあるベッドの1つを指差して」
       「ウソだろ!」
       「ビール飲むか?って言うから、もう怖くて首を横に振るのが精一杯」
       「社長の野郎!」
       「肩を抱こうとするから、やめてくださいって泣いて断って…」

       僕は信じています。
       N子とのことがすっかり終わった今でも。
       彼女と社長の間には何もなかったと。

       [つづく]

       【彼女を映すフラッシュメモリー】
       もう一つの方は、怖がって許してくれませんでした。
       仕方なく僕は舌を根元までこじ入れようと頑張りました。



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Q:僕は彼女をどうすべきだったのだろう?<第10話>

フラッシュメモリーシリーズCM(10)

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ママさん : 彼女、会社でも人気者だったんでしょ?

F田さん : 女は綺麗ってだけで、すでに幸せの90%を手に入れてますから。

ママさん : 叱られるよ、F田さん。不用意にそんなこと言ってると。

F田さん : そうだね。80%ぐらいにしとくか。

ママさん : 75%ぐらいにしときなよ。

F田さん : …バカだね、僕もママさんも(笑)

- - - * - - - * - - - * - - -

F田さん : 梅雨が明けた最初の週だったかと思います。
       N子が聞いてほしいことあるんだけどって言ってきたんです。
       その日は会社の近くの焼き鳥屋さんだったかな。
       誰かに見られても、
       「たまに部下と飲んだっていいじゃん」って明るく返せる…
       そんなシチュエーションでした。

       「社長にごちそうになったの」
       もうこの頃、僕たちの間に敬語は存在しませんでした。
       「よかったじゃん。どこで?」
       社長はときどき気に入った女子社員を食事に誘う人でした。
       40代後半でしたでしょうか。
       若い頃に抜擢されたかなりの切れ者でした。
       端正なマスクと自信に満ちた身のこなし。
       女子社員の間では、「愛人でもいい」って囁かれる…
       そんなタイプの人でした。

       「フランス料理。それもコースの」
       「すっげーじゃん」
       「APホテルの最上階のレストラン」
       「そんなとこで食ったことネェよ」
       「食事のあと、バーカウンタでちょっと飲んでいこうって言うから…」

       [つづく]

       【彼女を映すフラッシュメモリー】
       唇と同じ色をしてるんだなと思いました。



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Q:キミ誰? 僕はMarcyだよ![その1 ]

オレはMarcyだぜ!シリーズCM(14)

A : 僕はMarcyだ!
   牛乳とポテチと塾と女の子が大好きな
   サラサラの髪から石けんの香りを振り撒く少年ブロガーさ。

   うちのママはいつもお洒落な料理を作るんだ。
   ここいらのド田舎な町だと、
   普通の家の朝食は卵ご飯と納豆とお味噌汁なんだけど、
   僕んちの朝食は「フレンチトースト」だよ。

   僕たち一家は社宅に住んでるんだ。
   全24世帯の中で、
   一緒に小学校に上がったのは僕を含めて4人。
   僕たち仲良し4人組は、
   しょっちゅうお互いの家を泊まりっこしてる。

   ちょうどその日は、僕んちにお泊り。
   そのお昼に出たのが「フレンチトースト」ってワケ。
   「何これ?」「うまそう!」「甘〜い!」
   3人は初めての味にハイテンションで叫んだ。

   『おいおい「フレンチトースト」も
   食ったことネェのかい?』って、
   どこかのハードボイルドならすぐに突っ込むところだ。

   うまいモノを食うと、
   それを作ってくれた人に恋してしまうものらしい。
   僕を除く3人は、
   その日からうちのママのファンになった。

   ヒロキンの家はうちの真下だ。
   “ヒロキン”というのは、
   仲良し4人組のうちの一人のあだ名だ。

   ある日、僕たちはヒロキンの家に泊まっていた。
   お昼を食ったらそれぞれ家に帰るということになった。
   ヒロキンちのおにぎりは、うちのとは違って俵型だ。
   すりゴマのかかった上から大胆に海苔で巻いてある。
   食いしん坊のヒロキンちらしい超特大のおにぎりだ。

   腹を空かせた4人組は我先にと食卓についた。
   さあ、食べようとみんなが手を伸ばしたそのとき、
   「マーちゃんはちょっと待って」
   と、ヒロキンママ。
   マーちゃんとは僕のことだ。
   「マーちゃんには特製のお昼作ってるところだから」
   僕だけ特製?
   ちょっとほっぺたが緩みかけたが、
   ガッつく3人を見て、
   目の前のおにぎりで十分なのにと思い直す。
   とは言っても、
   “待て”と制止を食らった犬は、
   その魔法が解けるまで動けないのだ。
   僕は犬じゃないけど、知能は似たようなものだ。

   「マーちゃんちの朝はみんなこれ食べるんだって?」
   しばらくしてヒロキンママが持ってきたものは、
   見るからにまずそうな色をしたトーストだった。
   「おばちゃんちの新しいトースターで焼いたのよ」
   新しいトースターを使ってみたかっただけじゃないのかい?

   3人の口が咀嚼をやめ、興味津々黄色いトーストを覗き込む。
   「卵だけじゃ味が寂しいと思って塩振っといたわよ」
   え? 本当にうちではこんなもの食べていたっけか?
   子どもは自分の記憶に今ひとつ自信がもてないものだ。
   ヒロキンママに言われたら、
   そうかなという気になってしまう。
   何しろ、僕は犬・・・じゃないけど、
   知能は似たようなものだから。

   「まずそう!」とヒロキン。
   「そんなことないよね、マーちゃんはこれを毎日食べてるのよ」
   「マーちゃん早く食べてみなよ」
   「え、でも僕だけ?」
   「そうよ、マーちゃんちのとどっちが美味しいか比べてみて」

   4人に見つめられながら、
   僕は恐る恐る黄色いかけらを口に入れた。
   パサパサしている。
   味がしない。
   何も答えず、ただモグモグやっていると、
   残りの3人もそれぞれちぎって口に放り込んだ。

   「ゲロッ、まずい!」
   「臭いこれ…」
   「僕たちがマーちゃんちで食べたのと違うよ」
   「ヒロキンが言ったとおりに作ったのよ」
   「もしかして、これ、フレンチトースト(のつもり)ですか?」
   と僕が聞くと、
   「パンに卵を塗って焼くだけで美味しいってヒロキンが言うから…」

   ヒロキンママは、見栄っ張りで有名だ。
   人にものを聞くなんてことが、この人にできるはずがない。
   特に、社宅一の美人で
   お父さん連中にも密かに人気があるうちのママに、
   「フレンチトースト」の作り方など…。

   ところで、ねえ、そこのお嬢さんたち。
   「フレンチトースト」の作り方、知ってる?
   この通りにやれば失敗しないよ。

   <フレンチトーストの作り方>
   牛乳にとき卵と砂糖を入れてよくかき混ぜる。
   耳を落としたトーストをそれによく浸す。
   できれば30分ぐらいタピタピに浸そう。
   フランパンにバターをひとかけら。
   液がしみこんだパンの中までしっかり加熱するために、
   フライパンは弱火でとろとろと。
   両面にきつね色の焦げ目がついたらまな板へ。
   三角にカットしてお皿に盛り付け。
   一方は寝せてもう一方は斜めに重ねる。
   シナモンシュガーをパッパッとかけたら出来上がり。
   チョコレートの粉を振りかけても美味しいよ。

   それじゃあ最後に、
   この「少年ブログ」を読んでくれたキミにだけ
   こっそり教えてあげる。

   ここだけの話、
   ≪体育を見学したとき、みゆきちゃんのハーモニカを吸ってみた≫
   切れ味スゴイでしょ? だーって僕はMarcyだぞ。ハハハハ。あ〜あ。

B : これって、あのMarcyの幼少期ですか。

A : どうしようかな?

B : 「どうしようかな」って、
   ははーん、まだビジョンが固まってないんですね?


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ありがとうございました。

 

Q:僕は彼女をどうすべきだったのだろう?<第9話>

フラッシュメモリーシリーズCM(6)

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ママさん : ほらー、言ったじゃない。
       一線を越えたらもうもとには戻れないんだよ。

F田さん : あのとき、それはよくわかりました。

ママさん : ミサキちゃーん。こんな男にだまされないようにするんだよ!
       今、うちの若い子にアドバイスしといたから(笑)

F田さん : 恐縮です。

- - - * - - - * - - - * - - -

F田さん : 僕はカギを後ろ手に締めました。
       それは、むさぼり合う長ーい時間でした。
       お互いの中にあるものの位置を、
       すべて確かめようとするかのようでした。

       [つづく]

       【彼女を映すフラッシュメモリー】
       唇が離れたとき、
       僕を突き抜けたところに
       彼女の瞳がフォーカスされていることが
       何度かありました。
       あれは何を見ていたのだろう。



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